こんばんは。
ワンルーム暮らしをしていると本棚を置くスペースが少ないので
そろそろ実家にまとめて本を送ろうかな…と思っているこの頃です。
送られた方は困るでしょうが(^_^;)

2014/2/12(水)

実は僕は意外にも結構な読書好きで、
常に読みかけの本をコタツの上に置いているのですが、
最近読んだ本でオススメの一冊を紹介します。

それは三崎亜記著の「ターミナルタウン」 。
全部で450ページ程の長編小説です。

著者の作品は学生の頃から読んでいて「となり町戦争」「失われた町」など
町を描写した作品が多く、個人的に気に入っています。

今回のターミナルタウンは鉄道によって栄え、
また衰退していく町で町興しが行われる。

そこにはトンネルの時代に対する古くから伝わる隧道、
影のない男、神童と呼ばれた天才、存在しないのに”ある”タワー
誰にも頼まれていないのに通行人を数える老人、
隧道の中で突如消えてしまい光だけ見える電車…
など他にも数多くの要素が絡みあう…。

そして話の終盤には色々な旅立ちがあるのですが心温まるエンディング。
著者の作品を読んだことがなければ一度は読んでみてください。
IMG_4641
 
余談ですが、この亀山市もひょっとしたらこのターミナルタウンと
違うものの似ているかもしれませんね。 

東海道の宿場町としての歴史があり、鉄道の拠点駅となるものの、
競合鉄道会社の躍進や車社会の発達により徐々に衰えていく。

個人的にはのんびりした駅の雰囲気は好きですが(^_^;)
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 寒い冬はまだまだ続くので、長編小説を読んでみたらいかがでしょうか?
 
今日も最後まで読んでくれありがとう。


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